2009年6月22日月曜日

エキマニのジグは「手摺」

 仕事机の前にロックオンが続く今日この頃につき、手持ちのネタで。

 現在製作をしているエキゾーストマニホールドですが、取り回しが決まるまでには、それなりの苦労がありました。そもそも、エキゾーストポートの配置が不均等なエンジンであることに加え、エンジンルームのスペースに余裕がなく、4→2への集合位置が限定されるといった制約の中で管長を揃えるとなると、成り行きに任せる訳にはいかないからです。
 本職の方はしっかりとしたジグを使って検証されるようですが、限りなくゼロに近い当方の使用頻度を考えると、そこまで本格的なジグは要りませんし、作ったところで元がとれません。

 そこで、加工がしやすく単価の安い木製の手摺用丸棒を、丸ノコで15mm幅で輪切りにし、中央に穴を開けて番線を通して、蛇腹ホース状の「簡易ジグ(モックアップ?)」を作ってみました。さすがに手摺はインチ規格ではないらしく、使用するパイプより若干径は小さいのですが、とりあえずはこれを4本(4気筒なので)作り、パイプの曲げRに合わせて湾曲させてみると…、具体的な「完成予想図」が見えてきました。

 掛かった費用は1000円程度ですが、値段の割になかなかいい仕事をしてくれました。次に使用するのは何年後か分かりませんが、労をねぎらい、大切に取っておくとしましょう。

2 件のコメント:

  1. わたしも 10年程前に 同じようなこと
    やりましたよ!
    針金だけでしたけど~

    予備エンジンがあったので、台車に載せて、
    ステアリングギアボックスや オイルフィルター、
    フレームなど、 障害物を 仮設置して、
    エギゾーストパイプの 逃げ位置を 確認しながら、
    何種類か 用意した曲げパイプで つないでいきました

    もう二度と出来ない 代物です!

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  2. 最初はTigの溶加棒を使ってやってみたのですが、
    排気管どうしのクリアランスを知りたかったので、
    こんなジグを作ってみました。

    カマルさんの見事なクオリティには、遠く及びませんが、
    素人の手習いで、ボチボチ作っております。

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