2010年4月29日木曜日

エアクリーナーケースの出口径

 エアクリーナーケースとエアフローメーター間のパイピングは、90度のアルミ曲げパイプをそのまま使用できるのですが、エアクリーナーケース(レンジローバー純正)の出口径とパイプ径が、5mm程異なります。径が合わないだけなら、異径タイプのシリコンホースで接続すれば良いのですが、微妙に角度も異なるため、そのままではホースに負担が掛かってしまいます。

 そこでエアクリーナーケースを加工し、出口角度と径とをパイプ側に合わせることに。何か材料はないかと、近くのホームセンターに出掛けたところ、ダクト用のニップル(ジョイント)が目にとまりました。口径は異なるのですが、「抜け止め」として使えそうなビードもあり、しかも300円少々と安い!

 早速購入し、口径が70mmになるように切り詰めてから、TIGで突き合わせ溶接。中央のビード部を残して切断すると、誂えたかのような装着口に仕上がりました。これをエアクリーナーケース側に溶接すれば、カンペキでしょう、たぶん。

2010年4月28日水曜日

インテークパイプ製作

 ぼちぼちと仕上げている、A3の吸気系。アルミの曲げパイプを組み合わせて、製作してみました。

 インジェクション化に伴い、パイピングの取り回しが窮屈になっているため、エアフローメーターからスロットルボディまでのパイピングは、曲げの位置や角度を正確に決める必要がありました。
 写真左奥のパイピング、入出の角度そのものは約90度なのですが、エンジンルームとの干渉を避けるために、曲げを2箇所に分けなければなりません。そこで60度と30度の曲げパイプを用意して、TIGで溶接。パイプ表面のスクラッチを消し始めたらキリがなくなり、結局はオフセットサイザルで磨いて、鏡面仕上げになりました。

2010年4月24日土曜日

手洗い洗車

 完全分解する前に、手洗い洗車のフルコースをお願いしました。

2010年4月23日金曜日

JB23のボディ重量

 コーナーウェイトゲージに、フレームから降ろしたボディを載せて、重量を測定してみました。さらにガラスをすべて外し、完全なドンガラボディ状態にして、再び測定。
 コーナーウェイトゲージを導入するにあたっての当初の目的が、これでようやくと果たせました。

 ついでにJA11のボディも降ろして測定し、JB23のボディがどれだけ重くなったのか を、数値で確かめてみます。ここまでくると、仕事というよりほとんど「趣味」かも知れません。

2010年4月22日木曜日

エアクリーナーボックスのレイアウト

 私のA3はのオリジナルエンジンは、プジョー製の1.6リッター・ガソリンエンジン(XU5型)です。しかし、現在はエンジンを1.9リッターのXU9型に換装し、それに伴いエンジン制御もインジェクション化しています(いわゆるフルセット換装)。

 換装したXU9型エンジンは、FF(横置き)のプジョー309/205系用のものであるため、A3に縦置きで搭載するには、吸気系のレイアウトに若干の無理があります。バルクヘッドと吸気系の配管のクリアランスがミニマムなのはやむを得ませんが、意外なところで悩んだのが、エアクリーナーボックスのレイアウト。エンジン換装に伴い、純正のエアクリーナーボックスと組み合わせることができなくなってしまったのです。

 ただエアクリーナーをつけるだけというのであれば、いわゆる「毒キノコ」を吸気ホースに直付けすれば何の苦労もありませんが、水や泥の吸い込みを防ぐには、最低限エアクリーナーボックスが必要です。
 しかし、最近のクルマの樹脂製エアクリーナーボックスは、汎用性が低く流用に向きません。そこで、「いつか使うかも知れない」と保管しておいた、初代レンジローバーの純正エアクリーナーボックスを取り出してみると、何とも収まりの良いサイズなのです。本体もスチール製なので、ステーの追加といった溶接加工も容易ですし、僅かに異なるホース径の辻褄合わせも、追加工でどうにでもなります。

 さすがにインテークの取り回しにぴったりのホースを、他のクルマから探し出すのは困難ですので、エアクリーナーボックスとエアフローメーター、そしてスロットルボディの間は、アルミパイプとシリコンホースで接続していきます。

2010年4月14日水曜日

近況

 本業が立て込んでいてweblogが放置気味となっていますが、とりあえず近況報告を兼ねて写真をアップ。