というのも、ローターを交換する度に、ハブボルトを抜くことになるからです。国産車のブレーキローターはさして摩耗しませんが、輸入車のものは完全に消耗品で、車種によっては5万km程度で摩耗限界となるものもあります。その度にハブボルトを打ち替えるとなると、長期的に見てハブのセレーション勘合部が緩くなることが、懸念されるという訳です。実際に私のCJ7のアクスルは、恐らくは過去1度ローターが交換されており、ハブボルトも社外品に打ち替えられていました。つまり、今回のオーバーホールで打ち替えたハブボルトは、新車時のものを含めると(最低でも)3セット目のものとなります。
今回は、新品のハブボルトを用意して打ち替えたのですが、案の定2本ほど少し「緩く」感じるものがありました。まだ「ともまわり」や「ガタ付き」を心配する程ではありませんが、次回あるいはその後のローター交換時には、ハブも併せて交換することになりそうです。
もっとも最近の乗用車は、ハブベアリング単品での補修部品設定がなく、ハブAssyでの供給が通常となりつつありますが…。

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