2009年7月10日金曜日

サイレンサーの選定

 現在予定している排気管の取り回しで、鍵となるのが、サイレンサーの位置。グランドクリアランスを最優先すると、右前席直下のわずかなスペースに押し込むしかないのです。

 三菱ジープ50系に例えるなら、「お道具箱」の場所にサイレンサーを置こうとしている私のA3では、天地方向に薄いサイレンサーを選択する必要があります。実は随分と以前に、ちょうど具合のよいサイズのサイレンサー(スチール製)を入手していたのですが、その後予定を変更し、排気管をステンレスで製作することにしました。そのため、新たにステンレス製のサイレンサーを買い直すことになった訳です。
 先に記したように、隔壁構造のサイレンサーが一般的となっているアメリカでは、サイズや形状も豊富に用意されているため、希望のサイレンサーを見つけることは、さして難しくありません。MAGNAFLOW社のラインナップでは、外寸やパイプ径のみならず、in/outパイプのオフセットも選択でき、しかもサテン仕上のタイプであれば$70、バフ仕上でも$90というリーズナブルな実勢価格は、さすがアメリカというほかないですね。

 使用を予定しているサイレンサーは、天地方向の高さが4インチのオーバル型のものですが、in/outパイプのオフセットについては、まだ確定していません。何分スペースがタイトなので、使用するパイプの曲げRと相談しなくてはならないのですが、ダウンパイプの取り回しも決定したことですし、円高が進んでいる今のうちに発注をかけてしまいましょう。

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