
どのみちベアリングは新品に交換することになるので、壊しながら抜いても良かったのですが、キャリパーブラケットを製作するにあたって位置合わせに使いたいので、できれば破壊したくなかったのです。というわけで、作業は一時中断。
そんなこんなで、リテーナの正確な採寸ができなかったので、断面形状を整備書で確認。それをもとに、使用予定のキャリパーとローターを装着した状態を、CAD上で仮にシミュレートしてみました。
キャリパーの固定部には、若干のワッシャを追加し微調整するようですが、アクスルシャフトのエンドプレー調整に伴い、ローターとキャリパーの位置関係も変化するため、むしろワッシャーで調整できる構造となるのは、好都合です。
結果として、リテーナ一体構造のキャリパーサポートブラケットを製作すれば、問題なく装着は可能という、一定の結論が得られました。しかしブラケットの構造が複雑になると、コストの上昇は避けられません。もう少し構造を簡略化できないか、更なる検証をしてみましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿