2009年9月23日水曜日

達筆 仏語版

 手元にあるこの1枚の紙は、私のA3のファブリケーションシート。車両の製造行程で使用された、いわゆる「製造指示書」です。

 それによると、私のA3は1988年5月5日に組み立てを開始し、5月11日に完成したとのこと。泉谷しげると誕生日が同じらしい…というのは、どうでもよい話ですが、ファブリケーションシートに記載された仕様はエンジンはガソリンで、装備は標準幌仕様の4速MT。塗色はNOIR(黒)で、タイヤはミシュランのXCM+S4とあります。

 気になっていたのは、裏面に書き込まれたチェックリストらしき項目です。「要手直し箇所」を殴り書きしたものらしいのですが、先のピニオンハイトの数値と同様、あまりに「達筆」なため、判読できませんでした。そこで、フランス人の知り合いに画像をe-mailで送り、英訳してもらいました。

 そのチェック内容は、Silent heats the floor/ Sealing left front door / fixing heating cover tightening collar, check flight / Air Filter / Dunlop Tire / pull starter だそうで。

 もっとも、直さなくてはならないところは、他にもありそうな気がします…。

2 件のコメント:

  1. ワハハ;見てはいけないモノだったんスか。笑ってやろう、ココは。

    しかしこんなのがあるだけたいしたものじゃないですか。農協12号なんか新車で買っても何の記録もない・・・当たり前ですけどね、下々の車は。

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  2.  「知らない方が良かった」といった類の項目はなく、安堵です。それこそ「○×の溶接不良」とか書いてあったら、「鬱」ですから。

     もっとも、ここに記されていない不具合は、ユーザーの手に渡ってから露見するということであり…。

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