いくら車体を全塗装して仕上げても、常に視界に入るメーターがこのような状態では、今ひとつシャキッとしません。かといって、壊れている訳でもないものを、新品に交換するのは、勿体ない。そこでメーターを分解し、清掃することにしました。通常、この手のメーターは非分解式とされていますが、ベゼル周囲のカシメ部分を起こせば、物理的に分解することは可能です。A3のメーターベゼルはアルミ製でしたので、樹脂製の内装剥がし(リムーバー)を使用することで、カシメ部分を簡単に起こすことができ、10分も掛からず分解できました。
文字盤に触れないようにしながら内部の埃をエアブローし、パーツクリーナーで清掃したガラスを組み込むと、見事なまでに新品時の初々しさを取り戻すことができました。
写真でもこれだけ違いが分かる程ですから、明らかに透明度が低下しているメーターは、一度分解清掃してみる価値はあると思います。
追記:以前から気になっていたメーターの製造元が、ようやく判明。アメリカのダトコン社製でした。

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