怪しいクラック状の「ス」が見つかったベルハウジングの交換用として、昨年メーカーから大枚 €218 叩いて取り寄せておいた、ベルハウジング。その後、なかなかミッションを降ろそうという気にならず、今日まで保管していたのですが、いよいよ日の目を見る時が訪れました。
のはずが…。
レリーズベアリングがスライドするベアリングガイド(メンドラに被さるように固定されている筒状の部品)を、新しいベルハウジングに移し替え、圧入しようしたところ、なぜか緩いのです。部品で取ったベルハウジングのセンターボアをノギスで測定してみると、古いベルハウジングより直径にして0.3mm大きく、これでは圧入できないどころかガタついてしまうのも当然です。考えられるのは、ベアリングガイドが設計変更されたか、あるいは(前夜深酒した)職人さんがベルハウジングを削り過ぎたかの、いずれかでしょう。
ミッション、ファーを組み直し、ベルハウジングを交換して「サクッ」と車体に戻すつもりでいたので、「想定外」の事態に拍子抜けしてしまいました。センターボアが規定値より小さいのであれば、追加工で対処できたのですけれど…。
いつものメーカーのお偉いさんに、e-mailで状況を伝えましたが、珍しく2日経っても返信がありません。これはもしかして、ちょっと遅めのバカンス中デスカ?
2009年9月5日土曜日
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