2010年1月5日火曜日

パワステ化の下準備

 一時期のランドローバー/ディフェンダー用を転用していることが分かった、A3のステアリングギアボックス。追々リビルドもしくは中古のステアリングギアボックスを手配し、パワステ化しようと考えていたのですが、幸か不幸か格安な出物があったので、押さえることになってしまいました。

 この年式のランドローバー/ディフェンダーは、日本国内にはほとんど輸入されていないため、中古部品についても国内調達は限りなく不可能です。また、仮に中古品が見つかったとしても、年式が年式ですので、リビルド前提と考えなければなりません。
 そこで、中古の格安物件をイギリスで探していたところ、未使用のリビルド品(日本語が変ですが「購入後装着しないで保管していた、リビルドメーカー品」という意)を持っているイギリス人と交渉が成立。彼の地のリビルドというと、若干クオリティに不安があるのですが、日本までの送料を含めても、現地リビルド品相場(コアチャージ含)と同等もしくはそれ以下の金額に収まりましたので、まあ良しとしましょう。

 パワステギアボックスが届くまでの間に、配管についても少し調べてみました。ギアボックス本体と同様、ホースについても純正部品としてメーカーから買うことはできるのですが、送料や送金手数料等を考えると、できれば日本国内で調達したいところ。そこで、汎用油圧ホースの口金と、ローバーのパワステギアボックスの油圧ポート双方の規格を確認してみると、ちょうど良さそうな変換アダプターが存在することが分かりました。
 AN規格であれば、AeroquipやEarl's等にもパワステ用ホースやフィッティングがラインナップされていますが、信頼性を考え今回は国内の油圧ホース屋さんで製作してもらう予定です。

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