製作途中となっていた、ウインチの「リモートクラッチ」ですが、細かい部分を仕上げ、完成させました。
フリーとロックの位置決めを正確に行うため、WARN純正品と同様、シャフトにノッチを設けることにしました。
手持ちの端材の山をひっくり返してみると、ちょうど良いサイズのSUS304のパイプがありましたので、ロッドに被せるようにして装着。2本のパイプを数ミリ間隔をあけて固定することで、「溝」代わりにしようという訳です。
この2本のパイプは位置を微調整できるように、シャフトに対してイモネジで固定。鍵穴形状に切り抜いたプレートと組み合わせることで、完全にフリーもしくはロックにした状態からでないと、切り替え操作ができないようにしました。また、走行時のガタつき防止と操作性を向上させるため、スプリングを追加しています。
試用してみると、リンクボールの作動角の大きさが災いし、グラつき感があったので、俗にピローボールと呼ばれるタイプのロッドエンドに交換したところ、改善をみました。本来はブーツの備わるリンクボールの方が良かったのですが、さして負荷が掛かる場所ではないので、実用上の問題はないでしょう。
操作にはある程度の力が必要ですが、ひと目で切り替え状態が分かることもあって、使い勝手は悪くなさそうです。
2010年1月12日火曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿