
この保護回路は、モーターの過熱・焼損を防止するためのもので、ウインチを連続使用しモーターが過熱すると、電源がシャットダウンされます。いかにもメーカーオプションらしい親切な配慮ではありますが、設定がいささか過敏だったこともあって、ヘビーユーザーにとっては「余計なお世話」。中には保護回路を短絡させて使用するユーザーもいたようです。
もっとも、変更点は限られており、モーター内のブラシホルダ脇にサーモスイッチを追加することで、モーターの温度上昇を検知し回路を遮断する、簡素な構造に過ぎません。カタログモデルのM8000には存在しない2本のハーネスは、この保護回路のもので、日産純正M8000用のモーターの識別ポイント。この保護回路を生かすつもりはないので、結線せず残しておいても支障はないのですが、余計なものを廃するため、今回はサーモスイッチごと撤去しました。
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