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2010年3月17日水曜日

67倍減速

 ここしばらく走りに行っていなかった山の廃道へ、SJ40で出掛けてきました。

 JB23メンテナンスブックの打ち合わせを兼ねて…という訳で、今回は(株)カマドの店長さんがJB33にて同行されました。
 JB23に比べ、何かと影の薄いJB33/43系ですが、ワイドトレッド&コイルサスの安定性とトラクションは、なかなか侮れません。SJ40はというと、とりあえずソツなく走ってくれたものの、床下から僅かながらもクラッチの焼けるニオイが…。

 というわけで、材料を確保しておきながら放置状態だった「純正流用ローギアード化」を、実行することにしました。用意していたのは、SJ30のトランスファーと、JA71の前後アクスル。既に換装されているJA71用の5速トランスミッションと組み合わせることで、Lo-1速の減速比は純正流用で最も低い67倍になる算段です。

 作業後に平坦路を試走した限りでは、Lo-1速アイドリング状態からブレーキで絞め殺しても、最後の最後までエンストせずに持ち堪えるようになりました。欲を言えばキリがありませんが、必要にして充分な減速比が得られたようです。
 アフターマーケット製のローギアキットが一般化するまでは、通好みとされた純正流用ローギアード化。ハイレンジまでローギアード化されるという弊害もありますが、局地戦闘機としてしか使っていない私にとって、このコストパフォーマンスは最大の魅力です。

2010年3月6日土曜日

重心高の実測

 車両の重心高は、車両傾斜時と平坦時のコーナーウェイトを測定し、その数値差をもとに算出します。これは「傾斜測定法」と呼ばれるものですが、現在販売されているインターコンプ社のコーナーウェイトゲージには、この重心高の自動算出モードが備えられており、三角関数を用いた複雑な計算を別途行わずとも、一瞬にして重心高(および重心位置)が表示されます。

 この算出機能を活用し、車高変化に伴う重心高の変化量を実測してみることにしました。そもそもコーナーウェイトの測定は、スケールパッドの水準を揃えることが精度を保つ上で不可欠となりますが、車両傾斜状態でこれを行うには、4柱リフトといった設備が必要となります。
 そこで、毎週取材でお世話になっている、静岡県は御殿場(株)カマドさんに伺い、10機! あるリフトの中から最も測定に適したマルチユースリフトをお借りし、ジムニーJB23を計測してみました。

 今回の測定の主目的は、車高変化に対する重心高の変化量を確認すること。ノーマル状態のJB23と、3インチアップのサスペンションを組み込んだJB23を交互に測定し、重心高を実測して比較しようというものです。両車ともにATの後期型で燃料は満タン、同一のタイヤ・ホイールを使用し、測定条件を可能な限り揃えてみましたが、努力の甲斐あってか比較的精度の高いデータが得られました。

 具体的な数値は…、4月末発売予定の「ジムニーレポート誌(4×4マガジン社刊)」をご覧頂くとして、ざっくりといえば、「サスペンションでのリフト量>重心の変化量」という、当然の結果でした。ちなみに3インチアップのJB23の重心高は、ノーマル状態での三菱ジープに近似しており、トレッドが車の挙動(安定感)に与える影響の大きさが、数値上でも裏付けられた形です。

 それにしても、各種ガードやトラクションタイヤ(といっても195R16のMT2)を装着したJB23の車重は、1.1トンの大台を超えていました。これは、ガソリンエンジンの三菱ジープ50系にも相当する数字。過去のジムニーから駆動系を使い回すのというのも、もはや限界でしょう。

2009年7月21日火曜日

戻ってきました

 束の間の逃避行から、戻ってきました。

 涼しい環境で仕事をしつつ静養…のハズが、仕事の打ち合わせに出掛けたり、はたまたジムニーの整備をすることになったりと、なんとも代わり映えのしない数日間でありました。

 家族で沢遊びに出掛けた帰り道、人里離れた山の中で突如SJ40が不調に。ガス欠症状だったので、ジェリ缶から燃料を補給するも、症状は改善されず…。犬を載せるために工具を降ろしてしまっていたので、現場修理もままなりません。しょうがないので、だましだまし走らせることとし、かろうじて山の家に帰還することができましたが、あやうく「とんだ家族サービス」になるところでした。

 ちょうど良い機会だからと、軽くキャブをO/Hしてみましたが、案の定症状は消えません。そこで燃料フィルターを新品に交換したところ、解決をみました。過去1度燃料フィルターが交換されており、外観からはさして汚れているようには見えなかったのですが、抵抗となっていたようです。こんなこともあろうと、グローブボックス内に汎用の燃料フィルターを投げ入れておいたのが、役立ちました。

 整備終了後、近場の廃道を軽く走ってきました。キャブをO/Hしたエンジンは吹け上がりも良く、久々の廃道を堪能できたので、結果オーライと致しましょう。

2009年6月16日火曜日

ジムニー SJ40

 たまにはA3以外のクルマの話題でも。

 過去、ジムニーSJ30とJB32をクロカンマシンとして乗り継ぎ、その後もJA11をアシに使ったりと、常に1台はジムニーを所有してきました。そして現在も、SJ40V(ジムニー1000)を廃道専用車として山に置いてあります(存在を忘れていることがたまにあったりしますが)。
 パワーはたかが知れているものの、軽量な車体とレスポンスに優れたF10A型の組み合わせには、後のジムニーで薄れていった「運転する楽しさ」が、残っているように思います。

 SJ30のT/FとJA71のM/Tに換装してローギアード化、スプリングも社外品を組み込んだ上で、7.00-16のグルービング下駄を履かせてあるので、最低限の走破性を備えています。もちろん廃道を走らせると不満もありますが、苦労を含めて楽しもうと思っているので、SJ40に関しては、これ以上費用を投じて手を入れるつもりはありません。
 むしろ年式の割にボディの程度が良く、惜しげ無く走るには若干支障があることの方が、不満だったりします。